OracleBI、ODIの稼働 Step by Step (ODIのインストールとサンプル)

では、Oracle Data Integratorをインストールして、サンプルを稼働させる環境を構築していきます。

インストーラ起動の前に

データ投入およびリポジトリ情報を入れるデータベースインスタンスにリポジトリを作成しておきましょう。
ODIをインストールする前に、Oracleデータベース(Microsoft SQL Server等でもOKだが、ここではOracleで話を進めましょう) 上にODI用のスキーマが存在している必要があるためです。
リポジトリには、ODIのためのメタ情報を格納しておきます。

リポジトリの作成は「Repository Creation Utility(rcu)」を使って行います。OracleFusion Middlewareに属するJavaユーティリティになっています。

では、Oracle Data Integratorをインストールして、サンプルを稼働させる環境を構築していきます。


BIやODIのインストーラとは別のファイルをダウンロードして実行する必要があります。
ファイルのダウンロードと実行、リポジトリの作成に関しては、こちらの記事を参照してください。

 

インストーラの起動

スキーマを作成したら、ODIのインストーラをダブルクリックで起動します。このサイトから最新版のzipをダウンロードして、解凍しておいてください。

 

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インストールのタイプの選択はODI StudioとODI SDKだけで大丈夫です。これだけでETLのサンプル作成と実行までできます。ローカルの環境でバッチで稼働させるにはODIスタンドアロン・エージェントも選択しなくてはいけませんが、概要を把握するために触ってみるには必要無いと思います。

「Java EE インストール」の選択は、良く考えてください。これをインストールするとweblogicアプリケーションサーバがインストールされ、そこにODIのWebアプリが配備されます。特にBIも一緒にインストールしようと考えている場合、BIでは必ずweblogicサーバとWebアプリがインストールされますので、そのドメインと競合してしまい、設定が複雑になります。私は、今回は、「Java EE インストール」は選択しませんでした。

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ここでもリポジトリを作成します。インストール前に作成したのは、ODIのメタ情報を格納するためのリポジトリ領域でした。今回は、実際にETL等の情報と、その作業領域の情報を格納するリポジトリになります。

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データベースへの接続文字列は、

<ホスト名>:ポート番号:Oracleサービス名

の形式で入力します。

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サンプルを動かしてみよう!

以上でODIのインストールが完了しました。早速使い始めたいところですが、初めて使う場合、どこからどのようにはじめていいかわからないことが多いでしょう。(私もそうでした。)

そんな場合、Oracleから出ているサンプルの環境をセットアップすれば、概念や使い方・設定の具体例が分かって非常に勉強になります。

というわけで、、ODIを実際に使ってみるために、デモンストレーション環境をインストールしてみましょう。

デモは、Oracle Data IntegratorコンパニオンCDに含まれています。
インストーラとは別ですので、このURLに行って、「Oracle Data Integrator Companion」(ofm_odi_companion_generic_11.1.1.6.3_disk1_1o1.zip)をダウンロードしてきてください。

ダウンロードしてきたファイルを解凍する「ofm_odi_companion_generic_11.1.1.6.3_disk1_1o1」フォルダができ、その下に「demo」フォルダがあります。

この「demo」フォルダの中に、さらに「oracledi-demo.zip」がありますので、これも解凍しましょう。 すると、「oracledi」というディレクトリができます。

このディレクトリを、ODIをインストールしたディレクトリの配下、「<Oracle_ODI_のHOME>oracledi」と同じ階層にコピーします。
その後、「<Oracle_ODI_のHOME>oracledidemobin」にある「startdemo.bat」を起動すればデモ環境が開始されます。

※サンプルアプリの起動と実行にはJavaを使用します。そのため、コマンドjavaが実行できるようにしておきましょう。
バッチの環境設定ファイルの中でODI_JAVA_HOMEの環境変数を指定しており、これが「」となっているので、「JAVA_HOME」を設定しておきましょう。

 

これにより、ETL処理のための「デモンストレーション環境リポジト」と「処理前のデータが入っているソースDB」と「処理後のデータを格納するDB」が起動します。

これらのDBは設定の手間を省くために、Javaで動く軽量のDB、HSQLDB (HyperSQL DataBase) を利用するようになっています。
また、ETLを実行するための情報は「リポジトリ」に格納しておくんでしたよね。これは、インストールの段階で、Oracleに作成しました。
もちろんこれらは特に別々のデータベースインスタンスである「必要」はありません。
サンプルでは分かれていた方が、よりODIの環境を理解しやすいため、Oracleさんがそのようにサンプル作成してくれたのでしょうね。

 

デモ環境のプロジェクトの概要や実行方法について詳しく知りたい場合は、以下のサイトまで。チュートリアル形式になってもいますので、実際に作成する手順を行いながら、ODIの概要を学ぶことができると思います。

サンプルプロジェクト概要
http://docs.oracle.com/cd/E28389_01/integrate.1111/b65041/etl_project.htm

リポジトリへのログインから、チュートリアルの開始、サンプルの実行まで。
http://docs.oracle.com/cd/E28389_01/integrate.1111/b65041/start_odi.htm



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