海外から視聴制限のある日本の動画サービスを見る2つの方法(proxy,VPN)

vpn

 

 

動画サービスには、視聴制限を設けているものもあり、アクセスすると、「申し訳ありませんが、現在この動画の配信は日本のみとなっております。」といったようなエラーのメッセージが表示され、再生が始まらず、視聴できない場合があります。私も、カナダから日本のHuluを見ようとしたら、再生できなかったため、いろいろと試行錯誤した経験があり、その経緯をまとめておこうと思います。

なお、いくつか、方法をあげ、注意したほうが良い点も述べていますが、速度およびセキュリティの面で一番おすすめの方法は一番最後の方法ですので、「理由はいいので、おすすめ教えてよ」という方は、最後のみ読んでください。

 

どうして動画がみえない場合があるのか

そもそも、動画がみえない原因ですが、動画を配信するサーバ側で、視聴しに来たパソコン(端末)の発信元をIPアドレスによって判断し、日本以外の国からのアクセスであれば、エラーを返す仕組みになっています。IPアドレスは、国によって大体使う範囲が決まっているので、この人はアメリカから、この人は中国からだな と判断できるというわけです。

同じようなしくみは特定の国で、情報の規制などにも使用されていることもあります。

 

制限を回避する方法

そのため、その制限を回避するには、アクセス元を日本国内になるように調整すればいいことになります。

アクセス元を変えるのって、少し難しそうですが、実は、それほど手間をかけることなくできるんですよ。また、そういったニーズは、海外に赴任した駐在員の方や、留学した方が日本の動画をネット経由で見たいといった要望や、海外に行ったジャーナリストの方が、制限されていない情報を得るために日本国内と同じネットワーク環境を使いたいといった要望など、結構多いんですよ。

アクセス元を変えるには、大きく分けて次の2つの方法があります。

 

プロキシ(proxy)を使う

一つ目の方法はプロキシと呼ばれるサーバを経由する方法です。プロキシは日本語に直すと「代替」といった意味で、別なサーバにアクセスする際の中継サーバとして指定すれば、動画サービスから見たアクセス元は、そのプロキシのものになります。それが日本国内においてあれば、日本国内からのアクセスだと認識されるということですね。詳しくは以前、別の記事でも話題にしましたので、それを参照してください。

ただし、この方法は、設定が比較的簡単な半面、セキュリティが心配な面もあります。

別のサーバを中継するわけですから、そのサーバにはログが残りますし、ログにはアクセス元の情報も含まれていますよね。そのプロクシサーバの運営者が悪い人であれば、その情報をもとに何かをすることだって可能です。プロクシサーバは世界中にたくさんありますが、そのすべてがいい人ばかりでないというリスクは心に留めておく必要があるでしょう。

逆に言うと、信頼できる人のプロクシサーバであれば、特に問題ないです。例えば、日本の自宅に自分でプロクシサーバを立てて、出張先や赴任先の海外からそれ経由でアクセスするのは大丈夫ですよね。

ただし、この方法は、プロクシサーバの設定やルータの設定など、知識のない人にとっては難しい作業もあります。

 

VPNを使う

もう一つの方法は、「VPN」サービスを使うことです。VPNとは、「Virtual Private Network」の略で、直訳すると「仮想プライベートネットワーク」ですよね。この方法では、「VPNサーバ」を立て、「仮想的に」そのサーバと同じネットワークを共有します。

簡単に言うと、その「VPNサーバ」の分身になれるということです。分身なので、そのVPNサーバが日本にあれば、仮想的に日本からアクセスしていることになりますし、中国にあれば、中国国内からアクセスしていることになります。

Yokuなど、中国以外の地域からのアクセスを制限している、中国本土の無料動画サービスを見るのにも使える手法です。

VPNサーバも悪い人が運営していて、それを使うとセキュリティ的にまずいんじゃないの?と思った方、鋭いですね。確かにその可能性ももあります。VPNでは、VPNサーバとクライアント間の通信は暗号化されるものの、そこからあとは必ずしも暗号化されているわけではないからです。

そのため、比較的安全だと思われる2つのVPNの仕組みをご紹介しておきます。

 

VPN Gateを利用する

vpn gate  

 

 

「VPN Gate」は筑波大学の学術実験プロジェクトで、世界中の研究機関の方が、ボランティアでVPNサーバを提供してくれているネットワークです。匿名プロクシサーバは他人の情報を盗るのが目的の人もいますが、こちらのほうは、比較的信頼できると思います。もちろん、100%ではないので、利用の際は自己責任で。

また無料で利用させていただけるので非常にありがたいのですが、やはり、無料なので、設定がめんどくさかったり、速度が安定しないというデメリットもあります。

 

安いVPNサービスを利用する

vpn interlink  

 

 

最近では、月々1000円くらいでVPNサーバを使えるサービスも人気です。(私が使っていたのは「インターリンク」の「セカイVPN」というサービスでした。)

日本の企業が運営しているサービスですので、上記2つの方法と比較しても、一番信頼性の高い方法だと思います。

また、有料のサービスですので、さすがに速度は上記2つの方法より断然速いです。 数日間の出張なら、上記のVPN Gateを使うという手もありますが、長い滞在になれば、有料のサービスを選んだほうが、安心でストレスなく利用できる可能性が高いでしょう。

そのため、私がおすすめするのはこの方法です。

「可能性が高い」といったのは、お使いになっているパソコンや地域の通信環境等によって、出る速度は変わってくるためです。

上記の「インターリンク」さんのサービスは、2か月の無料試用期間がありますので、しっかりと自分の目的が達成できるか、ストレスなく視聴できるかを確認できると思います。

 

 

まとめ

以前はなかなか、海外で日本のテレビを見ることはできませんでした。ビデオを送ってもらったりして、そのビデオを何度も見るようなことをしていたとも聞きます。

でも、今では、ネットで様々な日本の動画を見ることができます。月々定額で見放題の動画サービスを契約していれば、日本のドラマや映画、海外のドラマや映画もいつでも好きなだけ見れる時代になりました。

自分のお住まいの地域に合わせて適切な方法を選択して、是非、快適な動画ライフを過ごしてくださいね。

 



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2 Responses to “海外から視聴制限のある日本の動画サービスを見る2つの方法(proxy,VPN)”

  1. […] うが良いと思います。もっと安全性の高い方法については、新たに記事を書きましたので、そちら(海外から視聴制限のある日本の動画サービスを見る2つの方法)を参考にしてください。 […]

  2. […] ※このエラーの回避方法については、別の記事「海外から視聴制限のある日本の動画サービスを見る2つの方法(proxy,VPN)」を参考にしてください。 […]

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