Windows7~10のHomeエディションでもRemoteDesktop(遠隔操作)を行う

Windows7から、HomeエディションではRemoteDesktopのホスト(受け側)になれなくなってしまいました。

つまり、RemoteDesktopでそのPCにほかの端末から接続できなくなったということで、その機能を使うには、Profassional以上のエディションを使う必要があります。

自宅では少し古いWindows7のHOmeエディションのPCに書類や動画をストックしており、いつも持ち歩いている端末から接続して使うことが多いため、遠隔操作を行いたいと思っていろいろと探していたところ、 次の2つの方式に落ち着きました。

どちら方法も得意な分野と苦手な分野がありますので、自分が使う目的の機能が得意なものを使うのがお勧めです。

仕事や作業での使いやすさを重視・・「RDP Wrap」

仕事等で、そのホストPCにログインして、文章を入力したり、Webで調べ物をしたり、Officeを操作したりするなど、キーボード、マウス操作を快適に行いたい場合には、RemoteDesktopと同じような使い心地の「RDP Wrap」が良いのではないでしょうか。

その名の通り、RemoteDesktopのプロトコルをフラップしたソフトウェアなので、見た目も使い勝手もRDPそのもののように見えます。

他の方法だと、動きが緩慢だったり、キーボード操作に難があったりしますが、これは非常に操作に対する反応が良く、画面もきれいです。

導入方法

ここのページからzipファイルをダウンロードして、解凍後、「install.bat」をダブルクリックすれば、インストールされます。

ダブルクリック時には、右クリックから「管理者として実行」を選択して、管理者権限でインストールします。

きちんと起動しているのかを確認するには、解凍した同じディレクトリにある「RDPConf.exe」をダブルクリックして起動し、行います。

起動した画面上部のServidceStateがRunningで、ListenerStateがListeningとなっており、どちらも緑色だったら、サービスが動いているとみなして良いでしょう。

音や動画などの再生のなめらかさなど、メディア機能を重視・・・Splashtop

Splashtopは特に、DVDなどの動画ファイルやYoutube再生が快適な遠隔操作環境です。。

iPhoneやAndroidなどのスマホからでもアクセス可能です。

無料版では、ホストとクライアントが同一LAN上にある必要ありますが、月100円程度の利用料金で、インターネットから自宅や会社のパソコンに接続して、操作することも可能になります。

無料版だと、キーボード操作が少し癖がありますが、それでも、メディア再生のスムーズさは、RDP Wrapより格段に快適かと思います。

導入方法

操作される側のPCに「Splashtop streamer」、操作する側のクライアントに「Sllashtop Personal」をインストールします。

このページから両方がダウンロードできます。

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