Perlのインストールとモジュールの管理(Windows・ActivePerl編)
ActivePerl(アクティブパール)とは、ActiveState社が提供している、主にWindows環境(Mac、Linux版もあります)でPerlを実行できるパッケージです。
Windows環境でPerlを動かしてみたいと思った時には、このソフトを利用するのがいいと思います。
インストール手順
ActivePerlのページからソフトをダウンロードします。32bitか64bitか、自分のPCの環境に合ったものを選択してください。CommunityEditionは、無料で利用することができます。
今回私は、「ActivePerl-5.14.2.1402-MSWin32-x86-295342.msi」をダウンロードしました。
それでは早速インストールしてみましょう。
。。。といっても、基本的には、「Next」を押していくだけです。
インストールが終了したら、きちんとインストールされて、perlコマンドにパスが通っているか、コマンドプロンプトを開いて、以下のコマンドを打って、確認してみましょう。
perl -v This is perl 5, version 14, subversion 2 (v5.14.2) built for MSWin32-x86-multi-thread (with 1 registered patch, see perl -V for more detail) Copyright 1987-2011, Larry Wall Binary build 1402 [295342] provided by ActiveState http://www.ActiveState.com Built Oct 7 2011 15:49:44
このようにバージョン情報が表示されたら、インストールは成功です。
パッケージの管理
ActivePerlでは、ppmというパッケージ管理機能を利用することができます。
これは、インターネット上のperlもモジュールリポジトリに問い合わせを行いながら、ローカルのリポジトリと同期をとって、パッケージ管理を行う機能です。
コマンドプロンプトで「ppm」と打つと、GUIの管理ダイアログが開くと思います。
注意
proxy等が設定されているネットワーク内にいる場合は、proxyの設定を行う必要があります。でないと、固まってしましますから。。
proxyの設定は、Windowsの環境変数に「http_proxy」を追加し、「http://proxy.xxxxxx.jp:8080」か、ユーザ名とパスワードが必要なproxyサーバであれば、「http://username:password@proxy.xxxxxx.jp:8080」のように設定します。
パッケージのインストールは比較的直観的な操作によって行えます。
下の図のように、「View all packages」を押すと、未インストールのものも含めて、すべてのパッケージが表示されますので、インストールしたいパッケージを右クリックして、「Install [パッケージ名]」を選択すると、「このパッケージをインストールします」というマークを付けたことになります。
いくつか、インストールしたいパッケージにマークを付けた後、下図のように「View packages to install/remove」を押すと、マークしたパッケージが見れます。
確認したら、右側の緑の⇒ボタンを押して、インストールを開始しましょう。パッケージのUpdateやremoveも同じように行えます。
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