プロキシ経由のサイト閲覧を行うChromeエクステンション(Proxy Switchy!)
以前、Firefoxでプロキシ経由のサイト閲覧を行うのに便利なアドオン、FoxyProxyをご紹介しましたが、意外に需要が多いようですので、Chromeの方もご紹介せねば片手落ちだということで。。
Chromeもプロキシの設定ができるエクステンションはいくつかありますが、私のオススメは「Proxy Switchy!」です。
2016年6月追記 ↓ ↓ ↓
もし、海外の動画を見たりしたい目的の場合、海外の匿名proxyサーバを使う方法は、セキュリティで不安があり、今ではあまり使わないほうが良いと思います。もっと安全性の高い方法については、新たに記事を書きましたので、そちら(海外から視聴制限のある日本の動画サービスを見る2つの方法)を参考にしてください。
Proxy Switchy!のインストール
早速インストールしてみましょう。まず最初に、Proxy Switchy!のサイトに行きます。

上記赤枠の「CHROMEに追加」ボタンを押して、インストールを開始してください。

「Proxy Switchy!」を追加しますか?と聞かれるので、「追加」ボタンを押すと、アドオンが有効になり、下記のような設定場面が開きます。

画面が消えてしまったり、新しい設定を追加するには、Chromeのアドレスバーの右に出てきた地球のアイコンをクリックし、「Options」を選択しても同様の画面となります。

設定内容
①「Proxy Profiles」タブ

プロキシの一般的な設定を行うタブです。以下の設定を行いましょう。
Profile Name・・・このプロファイルに名前を付けます。なんでもいいです。私はMyProfileとしました。
Manual Configuration・・・ここに、プロキシサーバの具体的な設定を記述します。HTTP Proxyにはサーバのアドレス(127.0.0.1等)、Portにポート番号(80や8080等)を入力します。
「Use the same proxy server for all protocols」と書いてあるチェックボックスにはチェックを付けておきましょう。
※httpsやftpといったほかのプロトコルにも同じ設定を用いるかどうかを指定するチェックです。チェックしておくと、同じサーバ設定を共有することになります。
②「Switch Rules」タブ

どのパターンにプロキシの設定を適用するかを定義するタブです。以下の設定を行いましょう。
「New Rule」ボタンを押して新しいルールを定義します。
Rule Name・・・ルールに名前を付けます。何でもいいです。私はyokuとしました。
URL Pattern・・・どのようなURLの場合にプロキシを設定するかを指定します。ワイルドカードが使えますので、「*.youku.com/*」のように、適用したいURLの共通部分を定義します。
Pattern Type・・・Wildcardを指定します。そのほか、正規表現も利用できます。
Proxy Profile・・・ここで、先ほど上記で定義したプロキシを指定します。設定したURLの場合に、このプロキシサーバが使用されることになります。
以上で、設定の終了です。最後に、設定を有効にするために、アドレスバーの横から「Auto Switch Mode」を選択します。すると、設定した「*.youku.com/*」の時にだけ、プロキシサーバを経由することになります。経由している場合は、下のように青く光っていますね。

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