ブログやサイトの特定のページに、どんなワードで検索されて訪問してもらっているか(流入ワード)を調べる方法
ブログへのアクセスアップに欠かせないのが、過去に書いた記事に「どのような検索ワード」を入力して検索した結果、ユーザがたどり着いたのかという分析を行うことです。
この分析を行うと、自分のサイトやページがどのワードで強くなっているかを確認したり、そのページをリライトすることで、さらにアクセスを増やしたりすることができます。
特定ページへの流入ワードの分析には、GoogleSearchConsleを使う方法と、GoogleAnalyticsを使う方法がありますが、分析できる内容が少し異なります。
私は、GoogleSearchConsleを使う方法をよく使っており、おすすめもこの方法です。
目次
GoogleSearchConsleで特定ページへの流入ワードを調べる方法
2018年に、GoogleSearchConsleのUIが新しくなっていますので、新しいUIで説明しますね。
まずはGoogleSearchConsleに移動した後で、調査対象のサイトを選択し、「検索パフォーマンス」を表示します。
これで、サイト全体の流入ワードが表示されますよね。
ここから、特定のページに絞り込んでいけばいいわけです。

そこで、グラフの上部の▼の「+新規」をクリックして、フィルターの条件を追加します。↓ ↓ ↓

すると、以下のように、URLで結果を絞り込むためのダイアログが表示されますので、対象のURLを入力します。↓ ↓ ↓

以下が、特定のURLへの流入ワードになります。あとで、GoogleAnalyticsの結果と比較しますね。↓ ↓ ↓

GoogleAnalyticsで特定ページへの流入ワードを調べる方法
では次に、GoogleAnalyticsで同じようなことをやってみます。
まず、「行動」⇒「すべてのページ」で、URLごとのアクセス数を表示させ、その後、分析したいページのURLをクリックして、対象のページだけに表示を絞ります。↓ ↓ ↓

表示を絞ったら、「セカンダリディメンション」で表示する要素を追加します。
追加するのは「広告」⇒「キーワード」です。 ↓ ↓ ↓

すると、以下のように、選択したページの流入キーワードが表示されます。↓ ↓ ↓

GoogleSearchConsleとGoogleAnalyticsで表示される内容の違いと、前者をおすすめする理由
さて、2つの方法で流入キーワードを調べてみましたが、結果に明らかに違いがありますよね。
その違いを解説して、なぜ、GoogleSearchConsleの方をお勧めするかを説明します。(下の図は拡大できます。)
画像の上がSearchConsoleの結果、下がGoogleAnalyticsの結果です。
下のGoogleAnalyticsの方は、9割が「not provided」、つまり「不明、分からない」 となっています。これは、近年Googleの検索ページがSSLで暗号化されているため、Analytics側で実際の検索ワードが分からないためです。
一方、SearchConsoleの方は、キーワードがすべてわかっています。
同じGoogleなのに、なぜ後者の方だけわからないのか、不思議にもう人もいるかもしれませんが、これは、カウントの方式が異なるためです。
さらに、SearchConsoleの方は、実際にサイトに訪問したデータだけでなく、検索結果の表示された件数や、そこからクリックされた件数 もわかります。
どちらを使うかは目的によりますが、私が流入ワードを分析する目的は、「どんなワードが強いか」を確認して、記事のリライトの方針を決定するためですので、潜在的なアクセスも分析できるSearchConsoleの方が目的に合っているというわけですね。