ShadowsocksRサーバをVPSにインストールする方法(中国の金盾・GFW対策)
中国ではGoogleのサービス(Gmail、Youtube等)やFacebook、Lineなどが金盾(GreatFireWall)にStopされて使えません。
今まではVPNプロバイダと契約している人が多かったですが、今の中国の主流は「Shadowsocks/ShadowsocksR」と言われる、Proxyを使った接続です。
すでにいくつかのVPNプロバイダでもShadowsocksサーバを用意しているようですね。
さて今回は、すでに契約しているブログ用のさくらのVPSサーバに「ShadowsocksR」をセットアップして、中国からでも使えるようにしたいと思います。
さくらのVPSはCentOSですが、AmazonやMicrosoftAzureなど、他のクラウドサービスを使っても同様かと思います。
ShadowsocksRのインストール
インストールにはGitHubでteddysunさんが公開しているシェルスクリプトを利用しました。
# インストールスクリプトをGetします。 $ wget https://github.com/teddysun/shadowsocks_install/raw/master/shadowsocksR.sh # 実行権限を与えます $ chmod +x ./shadowsocksR.sh # インストールスクリプトを実行 $ ./shadowsocksR.sh 2>&1 | tee ./shadowsocksR.log
インストールを開始すると、以下のように設定する値を聞かれます。パスワードとport番号を設定しました。それ以外の暗号化方式などはデフォルトの値でかまわないと思います。
インストールが終わると、以下のように、設定した値が表示され、shadowsocksRサーバがstartします。
設定ファイルの場所
設定ファイルの場所は、
/etc/shadowsocks.json
にあります。
起動・停止コマンド
起動・停止コマンドは、
/etc/init.d/shadowsocks
にあります。「start/stop/restart/status」等のコマンドが使えます。
ログファイルの場所
ログファイルの場所は、
「/var/log/shadowsocksr.log」です。